動物病院にキャリーがない時の犬の連れて行き方
公開日 最終更新日Share
動物病院にキャリーがなくても、状況に合った方法で、安全に連れて行くことはできます。大切なのは、犬の体調に合わせて運び方を選ぶことと、移動中に飛び出さないようにすることです。この記事では、まず病院に電話で相談する流れと、元気な犬・弱っている犬それぞれの運び方、代用品の考え方を解説します。次の通院に備えて、キャリーを選ぶときのポイントもあわせて紹介します。
編集部の
- キャリーがないときは、まず動物病院に電話で相談する
- 元気な犬はリードをつけて、弱っている犬は抱きかかえて運ぶ
- 移動中の飛び出しや温度管理に気をつける
- 次の通院に備えて、体格に合うキャリーを1つ用意しておくと安心
解説を読まずに先に商品を見る場合はこちら
おすすめ商品へ目次
01
まずは動物病院に電話で相談する

キャリーがなくて困ったときは、出発する前に動物病院へ電話をして、状況を伝えるのが安心です。「キャリーがない」ことを伝えると、病院から運び方や来院の仕方を案内してもらえることがあります。
- 犬の症状(ぐったりしている、嘔吐、ケガ など)と、いつからか
- 犬の大きさ・体重
- キャリーがないこと、移動手段(徒歩・車・電車)
- 急ぎの場合は、到着までの目安時間
⚠️ ぐったりして動かない、呼吸が苦しそう、出血が止まらないなどの緊急時は、キャリーの準備よりも、早く病院へ向かうことを優先してください。
02
状況別の連れて行き方

犬の体調や大きさ、移動手段によって、安全な連れて行き方は変わります。目安を表にまとめました。
| 状況 | 連れて行き方の目安 |
|---|---|
| 元気で歩ける犬 | 首輪とハーネス、リードをつけて、歩いて連れて行く。人混みでは抱っこして飛び出しを防ぐ |
| 弱っている小型犬 | タオルや毛布で包んで抱っこする。大きめのトートバッグなど、しっかり持てるものに入れて運ぶ方法もある |
| 弱っている中型・大型犬 | 毛布やシーツを担架のように使い、2人で運ぶ。動かすと痛みが出る場合があるため、病院に相談する |
| 車で行く場合 | 犬を抱えたまま運転しない。同乗者が犬を支えるか、シートに固定できる入れ物を使う |
元気な犬なら、首輪とリードをつけて歩かせるか、抱っこをして連れて行きます。弱っている場合は、無理に歩かせず、抱きかかえて運びましょう。
参考:Animal Medical Center of New York "How to Move a Sick or Injured Pet in an Emergency"(英語・2022年)
大型犬を運ぶ場合は、タオルや毛布を担架のように使い、2人で四隅を持つ方法が紹介されています。
03
代用できるもの・避けたいもの

キャリーの代わりに、家にあるもので運ぶ場合は、「飛び出さない」「底が抜けない」「犬が苦しくない」の3点を確認しましょう。以下は一般的な目安です。
| 代用品 | 使えるか | 注意点 |
|---|---|---|
| しっかりしたトートバッグ(ファスナー付き) | 小型犬なら使える | 口が開いたままだと飛び出す。底が抜けないか確認する |
| 大きめのバスケット・かご | ふた付きなら使える | ふたがない場合は、飛び出さないようにタオルをかける |
| 段ボール箱 | 避けたい | 底が抜けたり、濡れたりするおそれがある |
| 紙袋・ビニール袋 | 避けたい | 破れやすく、窒息のおそれもある |
| 抱っこだけ(キャリーなし) | 短い距離なら可 | 待合室では、他の犬猫との接触や脱走に注意する |
⚠️ 病院の待合室や入口は、他の動物と近くなる場所です。抱っこだけで連れて行く場合は、リードを必ずつけ、犬が落ち着くよう、人の少ない時間帯や外で待つことを病院に相談しましょう。
04
次の通院に備えて、キャリーを1つ用意しよう

動物病院には、ワクチンや健康診断などで定期的に通う機会があります。キャリーを1つ用意しておくと、飛び出しや他の動物との接触を防げて、犬も飼い主も安心です。通院用に選ぶときは、次の点を確認しましょう。
- 体重とサイズに合っている(伏せた状態で収まる)
- 軽くて、持ち運びやすい
- 底がしっかりして、犬が落ち着く
- 通気窓があり、中の様子が見える
- 汚れても拭き取りやすい素材
キャリーに慣れていない犬は、病院で緊張しやすくなります。普段からキャリーを部屋に置いておき、おやつを入れたり、お散歩で使ったりして、慣れさせておきましょう。
05
次の通院に備えて、編集部おすすめのキャリー4選

ワンダーバッグの商品から、軽くて持ちやすく、通院にも使いやすいキャリーを4つ選びました。価格は税込みの最安値で、対応体重は目安です。
PICK 01軽くて形がくずれにくい、通院向けのボックス型
犬 キャリーバッグ ボックス型 軽量 通気 全3色
¥5,980〜(税込)
形がくずれにくいボックス型で、中の子が姿勢を保ちやすいキャリーバッグです。軽い生地で持ち運びがラク。通気口から空気が通るので、短い移動や通院にちょうどいいサイズ感です。体重〜4kgの超小型犬向け。
- 対応体重
- 〜4kg
- 素材
- ポリエステル/通気メッシュ
- カラー
- グレー/ベージュ/ベージュストライプ
PICK 02取り外せる底板付きで、診察台でも安定
犬 キャリーバッグ 折りたたみ 底板付き 〜7kg 全2色
¥4,980〜(税込)
取り外しできる底板入りのボックス型で、底が沈まず、揺れても落ち着いていられます。使わないときは平らに畳めるので、玄関や車にしまいやすい作り。体重〜7kg。
- 対応体重
- 〜7kg
- 素材
- ポリエステル/取り外し式底板
- カラー
- ベージュ/グレー
PICK 03ゆとりの32L。大きめの小型犬にも
犬 キャリーバッグ オックスフォード 大容量 ブラック
¥6,980〜(税込)
容量32Lのゆとりあるボックス型キャリーです。丈夫なオックスフォード生地で形がくずれにくく、通院や長めの移動にも安心。手持ちと肩掛けの2WAYで、体重〜8kgの小型犬に対応します。
- 対応体重
- 〜8kg
- 容量
- 32L
- カラー
- ブラック
PICK 04冬の通院に。風をさえぎる中綿のキャリー
犬 キャリーバッグ 中綿 防風 保温 〜4kg 全3色
¥5,980〜(税込)
ぷっくりした中綿のブロックでつくった、冬向けのキャリーバッグです。厚みのある生地が冷たい風をさえぎり、中はふかふか。手持ち・肩掛けの2通りで運べます。体重〜4kg。
- 対応体重
- 〜4kg
- 素材
- ポリエステル/中綿
- カラー
- ライトイエロー/グレーブルー/クリームホワイト
| タイプ | 対応体重 | 特徴 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 軽量ボックス型 | 〜4kg | 軽い・通気 | ¥5,980〜 |
| 底板付きボックス型 | 〜7kg | 安定・折りたたみ | ¥4,980〜 |
| 大容量ボックス型 | 〜8kg | 32L・2WAY | ¥6,980〜 |
| 中綿ボックス型 | 〜4kg | 防風・保温 | ¥5,980〜 |
06
動物病院に持っていくものチェックリスト

キャリーの有無にかかわらず、病院に持っていくと診察がスムーズになるものがあります。出発前に確認しておきましょう。
| 持ち物 | ひとことメモ |
|---|---|
| 診察券・健康保険証(ペット保険) | 保険に入っている場合は、証券番号などを確認しておく |
| 症状のメモ・動画 | いつから、どんな症状か。動画があると診察の参考になる |
| 便や尿 | 症状に関係する場合は、病院の指示で持参する |
| 普段のフードの名前・量 | 食欲や体重の相談に役立つ |
| 飲んでいる薬・お薬手帳 | サプリメントを含め、飲ませているものを伝える |
| リード・首輪(またはハーネス) | 待合室や出入口での飛び出し防止に |
| タオル | 抱っこの際の汚れや、体を包むのに使う |
症状によっては、食事を控えるよう指示されることもあります。出発前に電話で、食事や水の扱いを確認しておくと安心です。
07
待合室・診察時の過ごし方

動物病院の待合室は、他の犬や猫、いろいろなにおいがあり、緊張しやすい場所です。次のことを心がけましょう。
- リードは短く持ち、床に置かない。抱っこで待つ場合も、リードをつけたままにする
- 他の動物には近づけず、病院の案内に従って、離れた場所で待つ
- 犬が不安そうなら、タオルで包んだり、病院に相談して外で待ったりする
- 診察中は、獣医師の指示に従い、犬を押さえるときは声をかけて落ち着かせる
キャリーがあると安心な理由
待合室では、キャリーに入れておくことで、他の動物との接触や、飛び出しを防ぎやすくなります。キャリーがない場合は、リードでしっかり管理し、病院に事前に相談しておくと安心です。
08
移動中の温度管理と安全のポイント

体調がすぐれない犬は、暑さや寒さの影響を受けやすくなります。移動中は、温度に特に気をつけましょう。
- 夏:日差しの強い時間帯は避け、車内には絶対に置いていかない。保冷剤をタオルで包んで使うのも一つの方法
- 冬:体が冷えないよう、ブランケットやタオルで包む
- 車内:シートに固定できる入れ物がない場合は、同乗者が犬を支える。運転しながら抱えない
- 電車・バス:混雑する時間帯を避け、規定を事前に確認する
09
よくある質問(FAQ)

動物病院にキャリーなしで行っても、大丈夫ですか?
犬の体調や大きさによります。元気で歩ける犬なら、リードをつけて連れて行けます。ただし病院では他の動物と近くなるため、事前に電話で「キャリーがない」ことを伝え、来院の仕方を相談しましょう。
キャリーの代わりに、何を使えばいいですか?
小型犬なら、ファスナー付きのしっかりしたトートバッグや、ふた付きのかごが使えます。段ボール箱や紙袋は、底が抜けたり破れたりするおそれがあるため、避けてください。
車で動物病院に行くときは、どうすればいいですか?
犬を抱えたまま運転せず、同乗者が支えるか、シートに固定できる入れ物を使ってください。車内での飛び出しや、急ブレーキでの事故を防ぐことが大切です。詳しくは「犬のキャリーを車で固定する方法」で解説しています。
弱っている犬は、どうやって運べばいいですか?
小型犬は、タオルや毛布で包んで抱っこするか、しっかり持てるバッグに入れます。中型・大型犬は、毛布やシーツを担架のように使い、2人で運ぶ方法があります。痛みがある場合は、動かし方を病院に電話で相談してください。詳しくは「犬の正しい抱っこの仕方」で解説しています。
キャリーに慣れていない犬は、どう慣らせばいいですか?
部屋にキャリーを開けたまま置き、中におやつを入れて、自分から近づくようにします。短時間だけ入れて、少しずつ時間を延ばしましょう。強い嫌がり方が続くときは、獣医師に相談してください。詳しくは「キャリー・リュックを嫌がる犬の慣らし方」で解説しています。
10
まとめ

動物病院にキャリーがないときは、まず電話で相談し、犬の体調に合った運び方を選ぶことが大切です。元気な犬はリードをつけて、弱っている犬は抱きかかえて運び、飛び出しや事故を防ぎましょう。
次の通院に備えて、愛犬の体格に合うキャリーを1つ用意しておくと安心です。
RELATED
あわせて見たい商品
この記事のテーマに近い商品です。
11
参考・出典
本記事は、公的機関・動物病院・事業者の公開情報を参考に作成しています。
関連記事
老犬・シニア犬のお出かけと運び方
老犬・シニア犬のお出かけと運び方
犬を動物病院に連れて行くときの持ち物
犬を動物病院に連れて行くときの持ち物



