老犬・シニア犬のお出かけと運び方

老犬・シニア犬のお出かけと運び方

公開日 最終更新日
監修 K.Y | インテリアアドバイザー/元トリマー

愛犬が10歳を超えたころから、「前のように長く歩けなくなった」「散歩の途中で立ち止まる」「お出かけをあきらめたほうがいいのかな」と悩む方は少なくありません。結論から言うと、老犬・シニア犬のお出かけは、年齢だけを理由にあきらめる必要はありません。ただし、「短く」「こまめに」「無理をしない」の3つを守り、歩く日と運ぶ日を分ける工夫が大切です。この記事では、お出かけの前に確認したいこと、散歩の距離と時間の考え方、暑さ寒さや水分の備え、足腰に負担の少ない運び方の考え方、避けたい場面と疲れのサインまでを、順に解説します。手で抱くときの持ち上げ方は別の記事で、通院や長距離の移動の細かい手順も、それぞれの記事で紹介しています。体調や持病のある犬は、必ずかかりつけの獣医師に相談してから始めてください。

編集部のおすすめポイント

  • シニア犬のお出かけは、年齢だけを理由にあきらめなくてよい
  • 「短く」「こまめに」「無理をしない」の3つを守り、歩く日と運ぶ日を分ける
  • 10歳を超えたら、旅行や長めの外出の前に獣医師へ相談する
  • 運ぶ道具は、底が安定して体を包めるものを、慣らしながら使う

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目次

01

結論:シニア犬のお出かけは「短く」「こまめに」「無理をしない」

結論:シニア犬のお出かけは「短く」「こまめに」「無理をしない」のイメージ

老犬になると、関節や筋力、心臓や呼吸の機能、体温を調整する力などが少しずつ落ちていきます。若いころと同じ感覚で長く歩かせたり、長時間のお出かけに連れ出したりすると、その場では元気そうでも、翌日にぐったりしてしまうことがあります。一方で、お出かけは外の空気やにおい、人とのふれあいといった良い刺激にもなります。大切なのは、「行く・行かない」の二択にせず、愛犬のその日の体調に合わせて、お出かけの形を調整することです。

考え方 具体的にすること
短く 1回のお出かけや散歩の時間を短めにする。長く歩く日をつくらない
こまめに 休憩を多めにとる。水分補給と、様子の確認をこまめに行う
無理をしない 疲れのサインが出たら、すぐに切り上げる。歩けない分は運ぶ・休ませるで補う
計画する 行き先・時間帯・移動手段・休憩場所を、あらかじめ決めておく
相談する 体調や持病が気になるときは、お出かけの前に獣医師に確認する

⚠️ 呼吸が荒い、ふらつく、ぐったりしている、いつもと歩き方が違うなど、体調に不安があるときは、お出かけを見合わせて獣医師に相談してください。この記事は一般的な考え方をまとめたもので、診断や治療に代わるものではありません。

02

お出かけの前に確認したいこと:体調と、獣医師への相談

お出かけの前に確認したいこと:体調と、獣医師への相談のイメージ

シニア犬のお出かけは、準備の段階で、ほとんどが決まります。まずは、いまの体調で外出してよいか、どこまでなら無理がないかを確認しましょう。

10歳を超えたら、旅行や長めの外出の前に動物病院へ

自動車メーカーが運営する犬の情報ページでは、老犬との旅行について、10歳を超えた場合は、旅行の前に動物病院へ相談し、検査や薬のデータを持ち歩くことを勧めています。また、旅先に動物病院があるかを、事前に確認しておくことも勧めています。同じページは、年齢だけを理由に外出や旅行をあきらめる必要はなく、愛犬が行きたがっているなら、連れて行ってよい、という考え方も示しています。

獣医師に相談するときに伝えたいこと

お出かけの可否や条件を相談するときは、次のような情報を、メモにしておくと伝えやすくなります。

  • 歩き方の変化(足を引きずる、後ろ足がふらつく、立ち上がるのに時間がかかる、など)
  • 散歩のあとの様子(息の荒さ、翌日の疲れ、食欲の変化)
  • 持病や服用中の薬、過去の手術
  • 行きたい場所・移動手段・滞在時間(散歩だけか、通院か、車で遠出か)
  • 暑さや寒さへの強さ、水を飲む量の変化

関節や椎間板、心臓などに持病がある犬は、動かし方や抱き方に制限があることがあります。道具を使って運ぶ場合も、どんな姿勢で、どのくらいの時間なら大丈夫かを、かかりつけの獣医師に確認してから始めてください。

03

お散歩の距離と時間:歩く日と、運ぶ日を分ける

お散歩の距離と時間:歩く日と、運ぶ日を分けるのイメージ

シニア犬の散歩は、「短く、回数を分ける」のが基本的な考え方です。ペット情報サイトの解説では、13歳の犬の例として、1日2〜3回に分けて、1回10〜20分ほどが目安とされています。長く一度に歩くより、短い散歩を複数回に分けるほうが、負担を抑えやすいとも説明されています。あくまで一例で、適切な時間は、犬種・体格・体調によって違います。

自動車メーカーが運営する犬の情報ページの散歩の解説でも、シニア犬は、脚や腰、関節が弱くなっても、外に連れ出すことは良い刺激になるとして、散歩は10分程度と短めにし、犬のペースに合わせて歩くよう勧めています。

「歩く」と「運ぶ」を、その日の体調で切り替える

毎日同じ距離を歩くのではなく、その日の様子を見て、歩く距離と運ぶ距離の配分を変えると、無理が出にくくなります。

その日の様子 お出かけの形の例
足取りがしっかりしていて、元気 家の近くを、短めに歩く。途中で何度か休む
歩き出しが重い・すぐに立ち止まる 行きは歩き、帰りは運ぶ。または、公園までは運び、着いてから少し歩く
足元がおぼつかない・ふらつく 歩かせる距離を最小限にして、運んで外の景色やにおいを楽しませる
呼吸が荒い・ぐったりしている お出かけは中止。涼しい場所で休ませ、様子が変わらなければ獣医師に連絡する

同じ情報ページは、中型犬以上は抱っこが難しくなるため、愛犬が往復できる距離に調整するとよいこと、足元がおぼつかない場合は、ドッグカートで景色を見せたり、公園の柔らかい芝生の上を少し歩かせたりするだけでも運動になることも紹介しています。体の大きさや重さに合わせて、抱えるのか、道具で運ぶのか、カートに乗せるのかを考えておくと安心です。

なお、散歩のやめどきのサインは、後の章でまとめています。

04

負担の少ない運び方の考え方:道具を使うときのポイント

負担の少ない運び方の考え方:道具を使うときのポイントのイメージ

歩く距離が短くなってきたら、愛犬を運ぶ手段を、あらかじめ用意しておくと、お出かけの選択肢が広がります。老犬・シニア犬向けの商品を探している方もいますが、ここでは、「これがいい」と断定するのではなく、愛犬の体の状態に合わせて確認したい観点を整理します。どのタイプが合うかは、犬の体格や持病によって違うため、迷うときは獣医師に相談してください。

確認したい観点 見るポイント
体重と大きさ 商品の対応体重に余裕があるか。中で体を丸めすぎず、無理なく伏せられる広さか
底の安定 底がたわまず、中の姿勢が安定しやすいか。底板が入っているタイプもある
乗せ降ろしのしやすさ 上部が大きく開いて、体をひねらずに入れられるか。足腰が弱い子の出し入れで、負担が少ないか
運ぶ人の負担 持ち手・肩掛けの切り替えができるか。重くなったとき、持ち替えやすいか
通気と保温 夏は風が通るか。冬は冷えにくい素材や、毛布を入れられる広さか
お手入れ 粗相や汚れを、拭き取れるか。洗えるか

バッグ型のキャリー(老犬の外出で使うキャリーバッグ)は、体を支える底と、乗せ降ろしのしやすさが特に大切です。ふっくらした中綿のタイプは、体をやさしく包みやすい反面、底が沈みやすいものもあります。反対に、底板が入ったタイプは、姿勢が安定しやすい半面、中で向きを変えにくいこともあります。どちらも一長一短なので、愛犬の体の大きさ、寝そべる姿勢、持病に合わせて考えてください。

シニア犬が避けたい運び方

  • 長時間、同じ姿勢のまま入れっぱなしにする(こまめに出して休ませる)
  • 暑い日・寒い日に、通気や保温を考えずに入れる
  • 体重に余裕のない小さなバッグに、無理に入れる
  • 痛がる・嫌がる様子があるのに、続けて使う
  • 持病があるのに、獣医師に確認せずに使い始める

手で抱き上げるときの持ち上げ方や、腰への負担をかけない支え方は、犬の正しい抱っこの仕方で詳しく解説しています。また、バッグやケース、クレートの違いは、犬のクレートとキャリーの違いで整理しています。

体が大きい子は、キャスター付きのカートも選択肢

中型犬以上で、抱えて運ぶのが難しいときは、キャスター付きのカートで運ぶ方法もあります。自動車メーカーが運営する犬の情報ページでも、足元がおぼつかない犬には、ドッグカートで景色を見せる方法が紹介されています。カートの種類や、ソフトとハードの違いは、犬のキャスター付きキャリーの選び方が参考になります。

05

シニア犬の外出で使いやすい形の商品4点

シニア犬の外出で使いやすい形の商品4点のイメージ

ワンダーバッグの商品から、底の安定・形のくずれにくさ・運びやすさの観点で4つ取り上げます。シニア犬への効果や、症状の改善を保証するものではありません。愛犬の体格や持病に合うかは、獣医師に相談のうえ、ご判断ください。価格は税込みの最安値で、対応体重は目安です。

PICK 01底板入りで、底がたわまないキャンバストート

ブラウンのキャンバストートバッグ

犬 キャリートート キャンバス 底板付き 全4色

¥4,980〜(税込)

硬い底板が入ったキャンバス地のキャリートートです。底がたわまないので、中の子の姿勢が安定しやすい作りです。側面のメッシュ窓から風が通り、外の様子も見えます。小型で、体重が軽めのシニア犬の、短い外出や通院に向きます。

対応体重
〜7.5kg
素材
キャンバス生地/底板入り/通気メッシュ
形状
トート型
カラー
クリーム/ブラウン/グリーン/ミルクティーピンク
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PICK 02ふっくら包む、大きめのシェル型キルティング

ミルキーホワイトのシェル型キルティングキャリー

犬 キャリーバッグ シェル型 キルティング 大きめ

¥7,980〜(税込)

丸みのあるシェル型の、キルティングキャリーです。ふっくらした中綿で、体をやさしく包みます。外寸65×50×30cmの大きめサイズで、対応体重は〜10kg。写真では、上部が大きく開いた形です。体の大きめな子の、短い移動に向きます。

対応体重
〜10kg目安
外寸
65×50×30cm
素材
ポリエステル/中綿入り
カラー
ミルキーホワイト
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PICK 03形がくずれにくく、持ち替えられるボックス型

黒いオックスフォード生地のボックス型キャリー

犬 キャリーバッグ オックスフォード 大容量 ブラック

¥6,980〜(税込)

容量32Lのゆとりあるボックス型キャリーです。丈夫なオックスフォード生地で形がくずれにくく、通院や長めの移動にも使いやすい作り。手持ちと肩掛けの2WAYなので、重さを感じたときに持ち替えながら運べます。

対応体重
〜8kg目安
容量
32L
素材
オックスフォード生地/通気メッシュ
カラー
ブラック
この商品を見る→

PICK 04歩く距離が短い日の、キャスター付きカート

グレーのキャスター付きキャリーカート

犬 キャリーカート キャスター付き 折りたたみ グレー

¥19,980〜(税込)

キャスター付きで、転がして運べるキャリーカートです。使わないときは折りたたんで収納できます。抱えて運ぶのが難しい体格の子や、運ぶ人の腕や肩の負担を減らしたいときの選択肢です。対応体重は商品ページに記載がないため、使う前にご確認ください。

素材
オックスフォード
形状
キャスター付きキャリーカート(折りたたみ式)
カラー
グレー
この商品を見る→
タイプ 特徴 シニア犬の外出での使いどころ 価格(税込)
底板入りトート 底がたわまない・〜7.5kg 体重が軽めの子の、短い外出や通院 ¥4,980〜
シェル型キルティング 中綿でやさしく包む・〜10kg 体の大きめな子の、短い移動 ¥7,980〜
ボックス型(2WAY) 容量32L・持ち替えやすい 通院や、長めの移動 ¥6,980〜
キャスター付きカート 転がして運べる 抱えて運ぶのが難しいとき ¥19,980〜

06

お出かけの種類別の計画:散歩・通院・車・旅行

お出かけの種類別の計画:散歩・通院・車・旅行のイメージ

シニア犬のお出かけは、目的によって気をつけることが変わります。ここでは、計画のポイントだけをまとめ、詳しい手順は、それぞれの記事で解説しています。

お出かけの種類 計画のポイント 詳しい記事
近所の散歩 短時間で回数を分ける。時間帯を選ぶ。帰りに運べる準備をしておく この記事
動物病院 待ち時間が長くなりやすいので、落ち着ける場所を確保する。移動中の揺れに注意 動物病院にキャリーがない時の連れて行き方
車での移動 固定して安全に運ぶ。休憩をこまめにとる 犬のキャリーを車で固定する方法
半日以上の移動・旅行 体調確認と事前準備を重ねる。移動を見送る判断も 犬と長距離移動するときの準備と休憩

通院は、待ち時間の負担も考える

シニア犬は、動物病院に行く機会が増えます。移動そのものに加えて、待合室での待ち時間が、犬にとって負担になることがあります。順番が近づくまで、車の中や静かな場所で待てるか、病院に相談しておくとよいでしょう。持病や薬の情報は、獣医師に伝えられるよう、メモをまとめておくと安心です。

旅行や遠出は、「連れて行かない」選択肢も持つ

旅行や遠出は、体力に自信がないシニア犬には、大きな負担になることがあります。無理に連れて行かず、ペットホテルやペットシッター、家族に預ける選択肢も、事前に検討しておきましょう。連れて行く場合も、旅先の動物病院の場所を確認し、休憩を多めに入れた計画にします。

07

暑さ・寒さ・水分:老犬が苦手な環境への備え

暑さ・寒さ・水分:老犬が苦手な環境への備えのイメージ

老犬は、暑さや寒さに合わせて体温を調節する力が、若いころより弱くなっていることがあります。お出かけの時間帯や持ち物で、環境の負担を減らしましょう。

暑い時期は、時間帯と休憩に特に注意

鳥取県の熱中症の案内では、高齢の犬(老犬)や子犬、心臓や呼吸器が弱い犬は、体温調節の能力が低く、熱中症になりやすいとされています。日中の暑い時間の散歩は避ける、蒸し暑い日に車内で留守番をさせない、といった注意も示されています。元気の低下、呼吸の荒さ、よだれ、ふらつき、ぐったりした様子などが見られたときは、すぐに暑い環境から移動させ、体を冷やしながら、できるだけ早く動物病院へ連れて行くよう案内されています。

夏の移動中の暑さ対策は、犬のキャリーの暑さ対策でまとめています。

寒い時期と、水分補給

自動車メーカーが運営する犬の情報ページは、老犬について、のどの渇きに鈍感になっているため、こまめに水を飲ませること、暑さ寒さに合わせて体温調節する機能も衰えているため、犬用の洋服や毛布、クールダウングッズを持参することを勧めています。冷えやすい日は、防寒できる洋服やブランケットを用意し、暑い日は、日陰や涼しい場所での休憩を、こまめに挟みましょう。

排泄の備えも、お出かけの安心につながる

同じ情報ページは、マナーパンツを着けておくと安心だとも紹介しています。排泄の失敗が心配な犬は、外出先で慌てずに済むよう、マナーパンツやペットシーツ、汚れ物を入れる袋を、持ち物に加えておくとよいでしょう。

08

避けたい場面と、やめどきのサイン

避けたい場面と、やめどきのサインのイメージ

シニア犬のお出かけでは、「連れて行かない・切り上げる」判断も、愛犬を守るための大切な選択です。次のような場面は、特に慎重に考えましょう。

  • 真夏の日中や、真冬の寒い時間帯の外出
  • 人混みや混雑した乗り物(長時間の立ちっぱなしや、押される場面)
  • 段差や階段の多い場所を、長く歩かせる場面
  • 体調がすぐれない日、食欲がない日
  • 前日の疲れが残っていて、立ち上がるのが大変そうな日

見逃したくない、疲れ・無理のサイン

ペット情報サイトの解説では、散歩をやめるタイミングのサインとして、次のような様子があげられています。

サイン 考え方
ハアハアと荒い呼吸が続く 歩くのをやめて、涼しい場所で休ませる
歩く速度が落ちる・後ずさりする それ以上進まず、切り上げる
途中で座り込む・横になる 無理に歩かせず、休ませる。運ぶ準備があれば運ぶ
歩き方がこわばる・足を引きずる すぐに中止。続くときは獣医師に相談する
それ以上歩きたがらない 引っ張らず、抱える・運ぶなどで帰る

これらのサインが見られたら、休ませるか、お出かけを切り上げましょう。帰宅したあとも、息づかいや食欲、翌日の動きに変化がないか、様子を見てください。翌日に立ち上がれないほど疲れが残る場合は、前日のお出かけが長すぎた可能性があります。次回は、時間や距離を減らして調整しましょう。

09

お出かけを安心にする準備と、慣らし方

お出かけを安心にする準備と、慣らし方のイメージ

運ぶ道具やカートを使うときは、犬が落ち着いて入れるように、事前に慣らしておくことが大切です。いきなり使うと、怖がって暴れたり、入ること自体を嫌がったりすることがあります。

  1. 道具を、家の中の落ち着ける場所に、扉や蓋を開けた状態で置き、においに慣れさせる
  2. 愛犬のにおいがついた毛布やタオルを、中に敷いておく
  3. 自分から入ったときに、ほめる。おやつは、無理のない範囲で使う
  4. 入ったまま、数秒〜数十秒、静かに過ごせたら、少しずつ時間を延ばす
  5. 抱えて少しだけ持ち上げ、すぐにおろす。慣れたら、家の中を数歩運ぶ
  6. 家の近くの短い外出で、使ってみる

シニア犬は、体が不自由なぶん、不安を感じやすいこともあります。嫌がるときは、無理に入れず、前の手順に戻りましょう。詳しい慣らし方は、キャリー・リュックを嫌がる犬の慣らし方で解説しています。

外出前の持ち物チェック

  • 水と、飲ませるための容器
  • 防寒用の洋服・毛布、または暑さをやわらげるグッズ
  • マナーパンツ、ペットシーツ、汚れ物を入れる袋
  • 迷子札、リード、ハーネス(体を支えられるタイプなど、愛犬に合うもの)
  • 持病や薬のメモ、かかりつけ動物病院の連絡先

10

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)のイメージ
老犬を連れて出かけても大丈夫ですか?

年齢だけを理由に、お出かけをあきらめる必要はありません。ただし、体調や持病によって、無理のない範囲は大きく違います。10歳を超えている場合や、持病・服用中の薬がある場合は、お出かけの前に、かかりつけの獣医師に相談してください。当日の体調が悪いときは、見合わせましょう。

老犬の散歩は、どのくらいの時間・距離が目安ですか?

ペット情報サイトの解説では、13歳の犬の例として、1日2〜3回に分け、1回10〜20分ほどが目安とされています。自動車メーカーが運営する犬の情報ページは、シニア犬の散歩を10分程度と短めにし、犬のペースに合わせるよう勧めています。いずれも一例で、犬種や体調によって違うため、愛犬の様子を見て調整し、不安があるときは獣医師に相談してください。

散歩中に立ち止まって動かなくなったら、どうすればいいですか?

無理に引っ張らず、休ませて様子を見ましょう。呼吸が荒い、足を引きずる、座り込む・横になるといったサインがあるときは、切り上げて帰ります。歩けない分は、抱える・運ぶ手段で補うと、安全に帰れます。何度も起こるときは、獣医師に相談してください。

シニア犬には、どんなバッグやカートが向いていますか?

犬の体格・体重・持病によって異なるため、一概には言えません。体重に余裕があるか、底が安定しているか、乗せ降ろしがしやすいか、暑さ寒さに対応できるか、運ぶ人の負担が少ないか、といった観点で確認しましょう。迷うときや、持病があるときは、使う前に獣医師に相談してください。詳しくは「犬のキャスター付きキャリーの選び方|ハードとソフトの違い」で解説しています。

老犬が暑さ・寒さに弱いのは、なぜですか?

鳥取県の案内では、高齢の犬は体温調節の能力が低く、熱中症になりやすいとされています。自動車メーカーが運営する犬の情報ページも、老犬は暑さ寒さに合わせて体温調節する機能が衰えているため、洋服や毛布、クールダウングッズの持参を勧めています。時間帯の工夫と、こまめな休憩・水分補給が大切です。詳しくは「犬のキャリーの暑さ対策」で解説しています。

11

まとめ

まとめのイメージ

老犬・シニア犬のお出かけは、「短く」「こまめに」「無理をしない」の3つを守り、歩く日と運ぶ日を分けることで、負担を減らしやすくなります。10歳を超えている場合や、持病がある場合は、お出かけの前に獣医師へ相談しましょう。

暑さ寒さや水分、疲れのサインに気を配り、運ぶ道具は、愛犬の体格と持病に合わせて、慣らしながら使ってください。無理のない範囲で、愛犬と一緒に、外の空気やにおいを楽しみましょう。

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