カフェ・飲食店で犬をキャリーに入れるときのマナー

カフェ・飲食店で犬をキャリーに入れるときのマナー

公開日 最終更新日
監修 K.Y | インテリアアドバイザー/元トリマー

カフェや飲食店に犬をキャリーバッグに入れて入るとき、「そもそも入店してよいのか」「席のどこに置けばいいのか」「吠えたらどうするのか」と迷う方は多いはずです。結論から言うと、犬の同伴は店ごとにルールが違うため、入店前の確認がいちばん大切です。この記事では、入店前に確認すること、席に着いてからのマナー、ほかのお客さんへの配慮、店内で使いやすいキャリーの条件を解説します。持ち運びに使える商品4点も紹介します。

編集部のおすすめポイント

  • 犬の同伴ルールは店ごとに違うので、入店前の確認がいちばん大切
  • キャリーの中で落ち着いて過ごせるよう、家で慣らしてから出かける
  • 足元に置いても安定し、閉じられるキャリーが店内で使いやすい
  • 吠える・動くときは無理をせず、ほかのお客さんへの配慮を忘れない

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結論:まず店に確認。そのうえで、キャリーの中で静かに過ごせる準備を

結論:まず店に確認。そのうえで、キャリーの中で静かに過ごせる準備をのイメージ

犬を連れて入れる飲食店には、愛犬連れでの利用を前提とした「ドッグカフェ」と、一般のお客さんが主な対象で、犬の同伴も認めている「犬同伴可の飲食店」があります。山梨県の観光情報サイトでも、この2つは犬への対応や許容度が異なると説明されています。

さらに同じ「犬同伴可」でも、テラス席のみ、店内も可、リードが必要、キャリーに入れていれば可など、店によって条件はさまざまです。つまり「キャリーバッグに入れていれば、どのカフェにも入れる」というわけではありません。

次の3つを押さえておけば、初めてのカフェでも落ち着いて過ごしやすくなります。

ポイント 具体的にすること
1. 入店前に確認 犬の入店可否、店内かテラスか、キャリーの要否、置き場所を、電話や予約ページで確認する
2. 出かける前の準備 排泄を済ませる、ブラッシングをする、キャリーの中で落ち着く練習をしておく
3. 席でのふるまい 通路やほかの席の邪魔にならない場所に置き、吠える・動くときは無理をせず対応する

⚠️ 愛犬の体調がすぐれない日や、暑さが厳しい日の外出は無理をしないでください。体調や暑さへの対応が心配なときは、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

02

入店前に確認しておきたいこと

入店前に確認しておきたいことのイメージ

店のタイプによって、できること・できないことが違う

ドッグカフェは、犬と一緒に過ごすことが前提のため、犬用の席やメニューがある店もあります。一方、犬同伴可の一般の飲食店は、あくまで人の食事の場です。犬への許容度が低い場合もあるため、「犬がいても大丈夫」と決めつけず、事前に店のルールを確認しておきましょう。

また、ショッピング施設のなかには、キャリーバッグやケージに入れている場合のみ入店できるところもあると、先ほどの山梨県の観光情報サイトで紹介されています。飲食店でも、キャリーを求められる店と、そうでない店があるため、キャリーの使い方は店の指示に従います。

電話や予約ページで聞いておくこと

入店してから断られると、愛犬もがっかりしてしまいます。次の項目は、予約時や来店前に確認しておくと安心です。

確認すること 聞き方の例
犬の入店可否 「犬を連れて入店できますか。店内とテラス、どちらですか」
キャリーの要否 「キャリーバッグに入れて入店してもいいですか。入れる必要はありますか」
置き場所 「キャリーは床と椅子、どちらに置けばいいですか」
サイズ・頭数 「小型犬1匹ですが、体重の制限や頭数の決まりはありますか」
混雑する時間帯 「空いている時間帯はいつ頃ですか」

とくに初めての店は、空いている時間帯を選ぶのがおすすめです。席の間隔に余裕があり、ほかのお客さんへの配慮もしやすくなります。

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出かける前の準備

出かける前の準備のイメージ

カフェでの時間を穏やかに過ごすには、出かける前の準備が大切です。山梨県の観光情報サイトでは、飲食店に行く前の準備として、入店前に排泄を済ませることと、毛が飛び散らないようブラッシングしておくことがあげられています。

キャリーの中で落ち着く練習

店内で突然キャリーに入れても、愛犬は不安になって鳴いたり、暴れたりしがちです。家のなかでキャリーを床に置き、おやつを使って自分から入るように慣らしていきましょう。入ったまま数分すごせるようになったら、少しずつ時間を延ばします。慣らし方の基本は、犬のスリングの入れ方・使い方でも解説しています。

店内で役立つ基本のしつけ

同じ観光情報サイトでは、飲食店に行く前に訓練しておきたいこととして、次の3つがあげられています。

  • 足元に座って待つ
  • テーブルに前足をかけない
  • むやみに鳴かない

すべてできなくても、行く前に「落ち着いて待つ」練習をしておくだけで、店内での過ごしやすさが変わります。

最低限そろえておきたい持ち物

  • 排泄物の処理用品(うんち袋)
  • 汚れを拭くためのタオルやウェットティッシュ
  • 水と、飲ませるための器
  • トイレが心配な子は、マナーパンツ(犬用のおむつ)

お散歩の持ち物の詳しい考え方は、犬のお散歩バッグおすすめ|ショルダー型の選び方も参考にしてください。

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店内で使いやすいキャリーの条件

店内で使いやすいキャリーの条件のイメージ

カフェのように、人が多く、席の間隔が限られる場所では、キャリーバッグの安定感とお手入れのしやすさが重要になります。次の5つの条件を目安に、愛犬と使い方に合うものを探しましょう。

条件 見るポイント
置いても形がくずれにくい 底に板が入っている、生地にハリがあるなど。置いたときにたわみにくい
飛び出しにくい作り 口の開き具合や、リードをつなげる内側のフックなど。商品の仕様を確認
拭き取りやすい素材 飲み物や汚れがついても、拭きとれる生地。お手入れの案内を確認
通気性 メッシュ窓などで空気が通り、においや熱がこもりにくい
コンパクトさ 席の足元や、椅子の下に収まる大きさ。使わないときに畳めるとさらに便利

なお、愛犬の体重より、少し余裕のあるサイズを選びましょう。小さすぎると窮屈で、中で動いて落ち着かなくなります。体重とサイズの測り方はサイズガイドで確認できます。キャリー全般の比べ方は、小型犬のキャリーバッグおすすめ5選でも解説しています。

電車やバスなど、公共の乗り物で使うときの規定は、新幹線・電車で使える犬のキャリーで解説しています。

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カフェでも使いやすい形の、ワンダーバッグの商品4点

カフェでも使いやすい形の、ワンダーバッグの商品4点のイメージ

ワンダーバッグの商品から、置いても形がくずれにくい・拭き取りやすい・通気があるという条件に合う4点を選びました。価格は税込みの最安値で、対応体重は目安です。

PICK 01底板が入っていて、置いても安定するトート

ブラウンのキャンバス地のキャリートート

犬 キャリートート キャンバス 底板付き 全4色

¥4,980〜(税込)

硬い底板が入ったキャンバス地のキャリートートです。底がたわみにくいので、床や椅子に置いたときも、中の子の姿勢が安定します。側面のメッシュ窓から風が通り、表面は固く絞った布で拭き取れます。

対応体重
〜7.5kg
素材
キャンバス生地/底板入り/通気メッシュ
形状
トート型
カラー
クリーム/ブラウン/グリーン/ミルクティーピンク
この商品を見る→

PICK 02形がくずれにくい、容量32Lのボックス型

黒いボックス型のキャリーバッグ

犬 キャリーバッグ オックスフォード 大容量 ブラック

¥6,980〜(税込)

丈夫なオックスフォード生地でつくった、容量32Lのボックス型キャリーです。形がくずれにくく、置いても安定しやすい形。通気メッシュ付きで、手持ちと肩掛けの2WAYで使えます。表面は固く絞った布で拭き取れます。

対応体重
〜8kg目安
素材
オックスフォード生地/通気メッシュ
形状
ボックス型
カラー
ブラック
この商品を見る→

PICK 03横長で、伏せた姿勢でゆったり入れる黒のトート

黒いトートバッグの中に入るチワワ

犬 トートバッグ オックスフォード 大容量 ブラック

¥4,980〜(税込)

丈夫なオックスフォード生地のシンプルなトート型キャリーです。横長で、中の子が伏せた姿勢でゆったり入れます。どんな服装にも合わせやすい黒一色で、表面は固く絞った布で拭き取れます。

対応体重
〜6kg目安
外寸
57×19×27cm
素材
オックスフォード生地
カラー
ブラック
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PICK 04使わないときは畳める、メッシュ付きのショルダー型

ベージュのキルティングのキャリーに入ったパピヨンを手に提げる男性

犬 キャリーバッグ キルティング 折りたたみ 〜10kg 全3色

¥7,980〜(税込)

キルティング生地のショルダー型キャリーです。側面のメッシュから風が通り、中の様子も見えます。使わないときは折りたたんで、バッグにしまえます。表面は固く絞った布で拭き取れます。

対応体重
〜10kg
外寸
44×18×28cm
素材
ポリエステル/中綿キルティング/通気メッシュ
カラー
ベージュ/ピンク/カーキグリーン
この商品を見る→
タイプ 対応体重 店内での使いやすさ 価格(税込)
底板入りトート 〜7.5kg 底が安定・拭き取れる ¥4,980〜
ボックス型(32L) 〜8kg 形がくずれにくい・通気 ¥6,980〜
横長の黒トート 〜6kg 伏せた姿勢でゆったり ¥4,980〜
畳めるショルダー型 〜10kg メッシュ窓・畳める ¥7,980〜

06

席に着いてからのマナー

席に着いてからのマナーのイメージ

キャリーの置き場所は、店の指示に従う

席に着いたら、キャリーの置き場所を店員さんに確認します。床に置くのか、椅子に置くのかは店によって違います。どこに置く場合でも、次の点に気をつけましょう。

  • 通路や出入口をふさがない
  • テーブルの上には置かない(食器や料理に近づけない)
  • ほかのお客さんの席に、はみ出さない
  • 足元に置くときは、店員さんやお客さんが引っかからない向きにする

置いたキャリーが傾いたり、ぐらついたりすると、愛犬が不安になります。底がしっかりした、安定するキャリーだと、置き場所に迷っても安心です(上で詳しく紹介しています)。

キャリーから出すかどうか

キャリーから出してよいかどうかも、店のルール次第です。「キャリーに入れたまま」を求められる店もあれば、膝の上や専用の席を案内してくれる店もあります。指示がなければ、入れたままにしておくのが無難です。

吠える・動くときの対応

店内で吠えたり、キャリーの中で動いたりすると、ほかのお客さんの迷惑になります。山梨県の観光情報サイトでも、人間の食事を欲しがって鳴かせないよう、店内で走り回らせないようにと注意されています。

  • 吠えそうなときは、おやつや小さな声かけで落ち着かせる
  • おさまらないときは、無理に我慢させず、いったん外に出て気持ちを落ち着かせる
  • 叱りつけると、かえって興奮することがあるため、静かに対応する

食べ物を与えない・近づけない

人の食事を欲しがって鳴くことがないよう、愛犬には、あらかじめ食事を済ませておくと安心です。人の料理を与えるのは避けましょう。落とした食べ物を拾おうとして、キャリーから出ないよう、足元にも気を配ります。

粗相をしたときの対応

万が一、排泄をしてしまったときは、すぐに店員さんに伝え、飼い主の責任で片づけます。環境省の「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」でも、所有者は、人の生命や身体、財産を侵害し、生活環境を害することがないよう、責任をもって飼養・保管に努めることが示されています。

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ほかのお客さんへの配慮

ほかのお客さんへの配慮のイメージ

飲食店は、犬が好きな人だけが集まる場所ではありません。犬が苦手な人や、動物のアレルギーがある人も、同じ空間にいます。キャリーに入れていれば安心、と考えず、次のような配慮を心がけましょう。

  • 席を選ぶ:入口や通路から離れた、人の動きが少ない席を希望する
  • 毛とにおい:出かける前にブラッシングして、毛が飛びにくいようにする
  • 長居しない:初めてのうちは短時間で切り上げ、混雑する時間帯を避ける
  • 周囲への声かけ:近くの席の人に気づかれそうなときは、ひと言あいさつをする
  • 写真撮影:ほかのお客さんが写り込まないよう注意する

愛犬の機嫌がよくなさそうなときや、いつもと様子が違うときは、無理に入店せず、日を改める判断も大切です。

店のルールが最優先です

ここで紹介しているのは、一般的に気をつけたい点です。実際のルールは、店ごとに異なります。迷ったときは、店員さんに確認して、その店の案内に従いましょう。

08

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)のイメージ
犬をキャリーバッグに入れていれば、どのカフェにも入れますか?

いいえ。犬の入店を認めているかどうかは、店ごとに違います。入店前に電話や予約ページで確認しましょう。犬同伴可の店でも、テラス席のみの場合や、キャリーの利用を求められる場合があります。

キャリーは、椅子の上に置いてもいいですか?

店によって違うため、席に着いたら店員さんに置き場所を確認してください。テーブルの上に置くことは避け、通路やほかの席の邪魔にならない場所に置きます。

カフェで犬がキャリーの中で吠えるときは、どうすればいいですか?

おやつや小さな声かけで落ち着かせます。おさまらないときは、無理に我慢させず、いったん外に出て気持ちを落ち着かせましょう。叱りつけると、かえって興奮することがあるため、静かに対応します。詳しくは「キャリー・リュックを嫌がる犬の慣らし方」で解説しています。

初めてのカフェで、愛犬が落ち着くか不安です。どうしたらいいですか?

空いている時間帯を選び、短時間で切り上げるのがおすすめです。事前に、家でキャリーの中で落ち着く練習をしておくと安心です。不安が強いときは、無理をせず日を改めましょう。体調が心配なときは、獣医師に相談してください。

犬が苦手な人やアレルギーの人がいる場合は、どう配慮すればいいですか?

入口や通路から離れた席を希望し、キャリーに入れたまま過ごしましょう。出かける前のブラッシングで、毛が飛びにくくなります。近くの席の人に気づかれそうなときは、ひと言あいさつをすると安心です。

09

まとめ

まとめのイメージ

犬をキャリーバッグに入れてカフェに入るときは、まず店ごとのルールを確認し、キャリーの中で落ち着いて過ごせる準備をしておくことが大切です。席では置き場所に気をつけ、吠える・動くときは無理をせず、ほかのお客さんへの配慮を忘れないようにしましょう。

愛犬の体調がすぐれない日や、慣れていないうちは無理をしないでください。体調が心配なときは獣医師に相談し、キャリーも愛犬の体重に合った、安定するものを選んで、カフェの時間を楽しみましょう。

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